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2007.06 デザイナーと設計本部社員がコラボレートした仮囲いプロジェクトのサイトがオープン

DIARYについて

当社設計本部では若手社員による「デザイン会議活動」を行っています。
その活動のうちの一つとして「PASS PROJECT」があり、異分野のデザイナーと協同し、社会に開かれたテーマをもったプロジェクトを次々と実現していきます。
「DIARY」では上記のようにSOUP DESIGNの尾原史和氏と協同し、実現した仮囲いプロジェクトについて紹介するものです。
建物の完成に伴い、2007年5月21日に残念ながら仮囲いは撤去されましたが、是非このサイトで仮囲いの新しい形をご覧ください。

DIARYのコンセプト

ある日、突然と仮囲いは出現します。

工事の間、そこは周辺の景色から切り離されてしまい、中の様子や時間の経過を感じさせない場所となってしまいます。そして、撤去されると突然大きな建物が姿を現したりします。

その仮囲いの中で、私たちは日々さまざまな材料を使って建物をつくりあげています。工事中に発生した端材はきちんと分別され、回収されて、新しい材料として生まれ変わったり、再び同じ材料になったりします。今ではあたりまえのことかもしれませんが、工事現場の仮囲いの中でも日常的な活動として、現場から発生するリサイクル材の分別回収をおこなっています。

そこで、この工事現場では仮囲いの一部に10種類のリサイクル材の分別容器を設置し、工事の進行にともなって発生する端材を各分別容器に投入することにしました。
容器には建物が完成する2007年7月までの年月が刻まれ、その間隔はその月にそれぞれの端材がどのくらい発生するかを予測して決められています。 分別されたリサイクル材は、通り行く人々にディスプレーされ、工事にどんなものを使っているのか、どのくらい工事が進んでいるのかを伝えることにもなります。この建物が完成するとき、すべての容器は満たされ、仮囲いが撤去されると同時にリサイクルの流れにのって、それらは新しく生まれ変わります。

“DIARY”と名付けられたこのプロジェクトは、この場に建物が出来あがるまでに日々積み重ねられていく作業の軌跡を、ここに貯められていく端材によって表そうとするものです。


銀座に設置された仮囲い
夜間はライトアップされた満杯の仮囲い