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NEWS2007

2007.08 新宿に新たなにぎわいを呼ぶ「新宿三丁目イーストビル」誕生

単独の商業ビルとしては東京一の高さ80mを誇る。
地下1階~8階:物販(マルイシティ)と飲食施設/9階~14階:シネマコンプレックス。

9シアターからなる新宿初のシネコン「バルト9」。 「バルト」とはドイツ語で「森」の意味。クラシカルな内装が好評。
甲州街道との間に緑地帯を設置。新宿三丁目、新宿通りへと回遊できる。

新宿三丁目の活性化を推進

2007年2月、JR新宿駅南口から延びる甲州街道沿いに、一際白く輝くビルが誕生しました。 それが新宿初のシネコンを有した複合商業施設「新宿三丁目イーストビル」です。当社は一貫して本プロジェクトの推進役を担い、設計・施工を手がけました。

オープン以来、好調な集客を記録している当ビル。 2008年6月の東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」の誕生もあって、さらなるにぎわいが期待される三丁目の核となる施設として、大きな期待が寄せられています。まだまだ厳しい残暑が続きますが、快適な当ビルでショッピングや映画鑑賞を楽しまれてはいかがでしょうか。

光にきらめく「宝石箱」のようなビル

2003年、当プロジェクトは公募によって「丸井」がキーテナントに決定。 「人を魅きつける建物」という命題を担う設計作業が本格化しました。 百貨店には窓が無く、通常のっぺりした外観になりがちなのですが、当ビルでは外壁にガラスのリブを用い、エスカレーターのシャフトが新宿駅南口に対峙するよう開口部を設け、軽快さや人の動きが感じられる演出としました。ガラスリブは見る角度や時間帯によって異なる色彩や輝き、表情を生む効果もあります。 昼は太陽光、夜はライトアップによって、建物全体が宝石箱のようにきらめき、南口のランドマークにふさわしい存在感のある建物ができました。

新宿三丁目イーストビル
所在地 東京都新宿区3丁目
建主 新宿三丁目東地区市街地再開発個人施行者
主要用途 店舗 映画館 駐車場
敷地面積 2,578.69m2
建築面積 1,804.78m2
延床面積 26,360.56m2
階数 地下:3階/地上:14階/塔屋:2階
構造 鉄骨造 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造
工期 2004年10月~2007年1月
設計 大成建設株式会社
設計協力 株式会社石本建築事務所
映画館内装設計 R&K Partners