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2016.09 「アース環境サービス 彩都総合研究所T-CUBE」がトリプル受賞

アース環境サービス 彩都総合研究所T-CUBE

当社設計施工の「アース環境サービス 彩都総合研究所T-CUBE」が「平成27年照明普及賞」と「第29回日経ニューオフィス賞近畿ニューオフィス奨励賞」と「第50回SDA賞空間・環境表現サイン部門入選」を受賞いたしました。

一般社団法人照明学会が主催する「照明普及賞」は、住宅・事務所・店舗・ホールをはじめとした屋内施設から、屋外・交通・スポーツ施設まで広範にわたり、視環境、照明技法、照明効果などの観点から総合的に審査され、その地域を代表する優秀な照明施設を表彰するものです。

一般社団法人ニューオフィス推進協会が主催する「日経ニューオフィス賞」は、快適かつ機能的なオフィスを整備するために、どのようなオフィス・コンセプトに基づき、どのような具体策が施されているか、そしてどのような効果をあげているかを考慮し、先進的な試みが認められたオフィスを表彰するものです。

公益社団法人日本サインデザイン協会(SDA)が主催するSDA賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発をはかることを目的として、1966年より継続しているわが国で唯一のサインデザインに関する顕彰事業です。
質の高い作品を募集、審査し、優れた作品を表彰するものです。

研究者と来訪者の交流を最大化する建築

このT-CUBEは、研究者が利用する「ワーキングキューブ」と来訪者を迎える「ウェルカムキューブ」から構成されています。
これらの2つのキューブが交わることで研究者と来訪者が、出会い、発見を共有し、両者のイノベーディブな交流を活性化・最大化することを目指した建築です。

内部の彩りが滲み出すライティングデザイン

日中の白い抽象化されたボリュームは、夜になると内部のカラーリングが漏れだすように、カラーウォールが照射され、夜景に彩りを与えます。
ホールは4段階に配光パターン設定しており、講演の状況にあわせてタブレットから光環境を切り替えることができます。
外構では、それぞれ奥行き感を演出する庭園灯とアッパーライトによって間接光を多用し、シークエンシャルな照明効果を多用しています。

建物にマッチしたサイン計画

「ワーキングキューブ」と「ウェルカムキューブ」から成るツインキューブをモチーフとして採用し、コンセプトに沿ったサイン計画としています。
オリジナルフォントを作り独自性を出すとともにピクトグラムを併用して視認性に配慮しました。

アース環境サービス 彩都総合研究所T-CUBE
建築主 アース環境サービス株式会社
所在地 大阪府茨木市彩都あさぎ7-11
用途 事務所、研究所
構造 鉄骨造
規模 地上4階
敷地面積 11,193.80m2
建築面積 1,777.09m2
延床面積 6,679.48m2
竣工 2014年11月~2015年10月
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社関西支店
詳細 WORKS:
https://www.taisei-design.jp/de/works/2015/earth.html