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2018.08 当社若手設計者が青年技術者顕彰者に選出

一般社団法人日本建築協会が主催する「第65回青年技術者顕彰 設計・計画部門」において、当社設計本部鶴見博之氏が選出されました。
当賞は、年齢満35歳以下の会員の中から建築に関し優れた業績を挙げた青年技術者を選考し、顕彰する制度です。

受賞者より(鶴見博之)

「+αの要素による最適解を超える建築の創出」を目指し、より良い建築にするにはどうすればよいかということを常に模索しながら設計を行っています。
私は建築を作り上げていく上では、その建築に関わる人との対話がとても重要だと考えています。
様々な制約・要因・問題点などをクライアントやチームメンバーをはじめいろいろな人との対話を重ね一つ一つ紐解きながらバランス良くコーディネートし建築を組み立てていくことが、出来上がったときに皆に喜んで頂けるすばらしい建築を創りあげていく上では大切だと考えています。
また、ただコーディネートだけで終わるのではなく、その建築ならではの+αのテーマ性となる要素を何かしらその建築に付加することがその建築の質を上げると共に作品性を上げるためには重要だと考えています。
それは小さな+αのテーマでも良いと思いますが、新しいことや他ではあまりやられていないことなどを考え、常に挑戦していきたいと思っています。

銀座3丁目Dビル

銀座3丁目Dビル

銀座の伝統的なイメージを印象付ける3層構成の彫の深いデザインとし、アーキコンやリン酸処理SCWなど構成素材自体が仕上となり永続的なイメージを与えるマテリアルの選定により、銀座に相応しいオフィスビルを追求した計画である。

所在地 東京都中央区銀座3-10-1
用途 事務所
構造 鉄骨造(地下鉄筋コンクリート造)
規模 地上:10階
敷地面積 484.18m2
建築面積 417.67m2
延床面積 3,921.55m2
工事期間 2011年9月~2013年1月
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社東京支店
詳細 WORKS:
https://www.taisei-design.jp/de/works/2013/dbldg.html

丸本組本社ビル

丸本組本社ビル

東日本大震災により被災した会社の本社ビルの計画である。
「地域に根差した防災拠点ビル=ACP(Area Continuity Planning)Building」のコンセプトを掲げ自社の事業継続だけでなく、地域の災害拠点ともなるビルを追求した。

所在地 宮城県石巻市蛇田字新金沼322
建築主 株式会社丸本組
用途 事務所
構造 鉄骨造、免震構造
規模 地上:4階
敷地面積 4,958.86m2
建築面積 865.97m2
延床面積 1,834.72m2
工事期間 2012年11月~2013年6月
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社東北支店
詳細 WORKS:
https://www.taisei-design.jp/de/works/2013/maruhon.html

カネカ未来創造館

カネカ未来創造館

約30年前に竣工した宿泊機能付きの研修施設の改修・増築の計画である。
有機EL照明をはじめ、屋根や壁面に太陽光パネルを設置するなど、カネカの様々な最新技術を搭載することで既存建物との調和と最新技術の融合を追求した。

所在地 兵庫県芦屋市精道町5-17
建築主 株式会社カネカ
用途 研修所
構造 鉄筋コンクリート造
規模 地上:4階
敷地面積 2,548.24m2
建築面積 1,224.52m2(既存889.50m2、増築335.02m2
延床面積 3,233.51m2(既存2,079.69m2、増築1,153.82m2)
工事期間 2015年11月~2016年11月
設計 大成建設株式会社関西支店
施工 大成建設株式会社関西支店