NEWS 2024.04

「古平町複合施設 かなえーる」が2024年日本建築学会作品選奨を
受賞・作品選集2024に掲載

  • 150mmの外断熱による高い断熱性能を確保し、内部プランに応じてフレキシブルに計画可能な斜め壁柱ファサード

    150mmの外断熱による高い断熱性能を確保し、内部プランに応じてフレキシブルに計画可能な斜め壁柱ファサード

  • 防災拠点となる新庁舎は町の中心部の高台に立地

    防災拠点となる新庁舎は町の中心部の高台に立地

  • 壁柱に輻射冷暖房配管を埋設したあたたかい窓辺

    壁柱に輻射冷暖房配管を埋設したあたたかい窓辺

  • 庁舎と交流施設で共有することで町民のアクティビティがあふれ、自然光が差し込み、風が流れる開放的な吹抜けロビー

    庁舎と交流施設で共有することで町民のアクティビティがあふれ、自然光が差し込み、風が流れる開放的な吹抜けロビー

  • 木と鉄筋コンクリートのハイブリッド梁を設置したぬくもりある執務室

    木と鉄筋コンクリートのハイブリッド梁を設置したぬくもりある執務室。木々に囲まれた周辺環境と呼応する斜め壁柱

一般社団法人日本建築学会が2024年3月に刊行した「作品選集2024」に当社設計・施工作品の「古平町複合施設 かなえーる」が掲載されました。
作品選集の刊行は1989年に始まり、日本における優秀な建築作品の発表の場として国内外より高い評価を受けています。
さらに、当作品が作品選奨を受賞しました。
作品選奨はその年の作品選集に掲載された作品の中から、学術・技術・芸術の総合的視点からみて、特に優れた作品を表彰するものです。

一般社団法人日本建築学会:https://www.aij.or.jp/

古平町複合施設 かなえーる

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寒冷地機構に適した建築・設備計画により運用でのNealy ZEBを達成
寒冷地機構に適した建築・設備計画により運用でのNealy ZEBを達成

厳しい積雪寒冷地気候に属する北海道古平町において、既存庁舎と交流施設を集約化する町の中心施設の計画です。既存庁舎は95年間使われた建物であり、新庁舎も次の100年を担う災害に強い長寿命建築とすることが求められました。一方で、古平町は北海道で初めてゼロカーボンシティ宣言を行い、地球環境にやさしいまちづくりを進める意向でした。
そこで長寿命と寒冷地ZEBを両立するため、外断熱工法の鉄筋コンクリートの現しの建物としました。現しの躯体を蓄熱体とすることで安定した温熱環境をつくり、古平の風や光を季節に応じて取り込む計画としています。
木々に囲まれた立地環境であることから、木立のような斜め壁柱のファサードを構成し、そこに輻射冷暖房機能を組み込むことで、デザインは構造体、設備計画が一体となったスケルトン建築としています。梁には木と鉄筋コンクリートのハイブリッド梁を現しで設置しました。集成材が鉄筋コンクリートの型枠となり、構造体としての耐力を高めながら、ぬくもりある木質空間をつくっています。
厳しい気候の中においても、最低限のエネルギーで心地よい町民の居場所をつくることで、運用開始1年で79%の省エネを達成しました。

建物概要

  • 建築主
    古平町
    所在地
    北海道古平郡古平町大字浜町50番地
    用途
    庁舎、集会所、図書館
    構造
    鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
    階数
    地上3階
    敷地面積
    8,861.57m2
    建築面積
    1,323.59m2
    延床面積
    3,887.03m2
  • 工期
    2020年4月 ~ 2022年2月
    設計
    大成建設株式会社一級建築士事務所
    施工
    大成建設株式会社札幌支店
WORKS:
古平町複合施設かなえーる
NEWS:
「古平町複合施設かなえーる」がグッドデザイン賞を受賞

大成建設担当者

大成建設担当者

  • 高橋章夫
    建築設計
    高橋章夫
  • 杉野宏樹
    建築設計
    杉野宏樹
  • 小山智子
    構造設計
    小山智子
  • 山本進
    設備設計
    山本進
  • 藤間一憲
    設備設計
    藤間一憲

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