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WORKS 2000

津田塾大学梅子記念交流館

用途:大学(記念館)
所在地:東京都小平市
延床面積:549m2
地上:2階

設計主旨

津田梅子記念交流館は津田塾大学創立100周年行事の核としてつくられ、キャンパスがより自由で活発な交流の場―卒業生、地域社会、海外との交流の場―となることを目的としています。
今回の建物は昭和37年当初の設計施工で建てられたチャペルの増築というかたちがとられました。
築後38年たちかなり老朽化した小さな建物を残したのは、この建物が卒業生の献金で建てられており、多くの卒業生の記憶のなかに今も生き続けているからであり、また建築が周囲の環境や建物を深く考慮した設計者の精神を感じとる事ができるものだからです。
過去の時間を途切ることなく、さらに発展させ未来へとつなぎ、記憶を継承する、生き続ける建築こそが100周年記念の建築のあるべき姿ととらえました。

担当

大成建設担当者
建築設計 増田裕康、竹内啓
構造設計 佐藤啓次、安田聡、渡辺勝利
設備設計 秋野陽一郎
電気設計 松浦尚彦