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WORKS 2019

CEATEC2019 大成建設ブース


CLT材を再利用した「OPEN TECH 技術フェア」プロジェクト展示
用途:商業
所在地:千葉県千葉市美浜区
延床面積:21.25m2
地上:1階

建築設計主旨

CLTによる見たことのない造形
「CEATEC」は、アジア最大級のIT技術とエレクトロニクスの国際展示会です。
「Society 5.0」を実現した未来の街をイメージする会場コンセプトにふさわしいブースデザインとして、「誰も見たことのない造形」を目指しました。
近未来における建材として、CLT(直交集成材:Cross Laminated Timber)を主材料に選択し、CLTパネルのみを用いた純CLT構造の造形としました。

つながりを形にする
現在でも建設業の節目に執り行われる神事。
テクノロジーが進歩する一方で、私たちは心のつながりや、人知を超えたものごとへの畏敬を持ち続けています。
紙垂(シデ)はそうした敬意を集める聖域の顕れとして用いられてきました。
つまり、紙垂は目に見えないどこかと、目に見える身近な世界とのつながりを形にしたものです。
紙垂をモチーフにした本ブースは、建設業において施主と設計者・施工者が、共通の目的へ向かう意思の力をつなげ、より発展した社会を目指し、社会に革新をもたらすことをイメージした造形です。

デジタルファブリケーションによる高精度部材加工
全方向異なるシルエットとなる、施工難易度の高い形状は、設計モデルデータを活用したデジタルプレファブリケーションによる高精度な部材加工と、熟練した職人の持つ高い技量との共創により実現しました。
設計モデルデータは、VRを用いたデザインや安全性の検証だけでなく、来場者にデザインコンセプトを体感してもらうためのブース内でのAR展示にも活用しました。

「体験の賑わい」が見えるオープンな展示
交差点立地を活かし、「体験の賑わい」が外からもわかる四方全てに開いたオープンなデザインと、外からも中からも視線を遮ることのない徹底した水平展示。 本物の木の香りに惹きつけられ、当社出展ブース史上最高の4000人を超える多くの来場者が本ブースに訪れました。

CLT材の再利用
展示会での造作や装飾の多くは会期後に廃棄されてしまいますが、本展示では計画時から会期後の部材再利用を念頭に設計を進めました。
解体後、保管していた部材を大成建設技術センターで開催された「OPEN TECH 技術フェア」(2020年2月)におけるプロジェクト展示での展示什器、家具として再利用しました。
その後これらの一部は、当技術センター本館エントランスホールで常設展示される予定です。
(2020年6月より展示予定)

担当

担当
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
大成建設担当者
建築設計 山崎信宏、木村吉邦
電気設計 山崎信宏、木村吉邦
グラフィック・サイン 山崎信宏、木村吉邦、吉池葉子