事務所更衣室等倉庫(製品・原料・資材等)生産エリア創エネ性能の向上創エネ年間消費電力の%100

なぜ工場でCO₂削減が
必要なの?

近年、世界各国で、2050年カーボンニュートラルを目指す動きが加速し、温暖化への対応が急がれています。世界のCO₂排出量のうち、5番目に多いのがこの日本であり、部門別では製造業は上位に位置します。

世界の二酸化炭素排出量(2018年)

出典)EDMC/エネルギー・経済統計要覧2021年版

日本の部門別二酸化炭素排出量の割合各部門の直接排出量(2019年度)

出典)温室効果ガスインベントリオフィス

日本の部門別二酸化炭素排出量の割合各部門の間接排出量(2019年度)

出典)温室効果ガスインベントリオフィス

RE100(Renewable Energy 100%)のように、事業活動で消費するエネルギーを100%再エネで調達することを目標とするイニシアチブが登場し、世界の各企業が動き始めています。
例えば、米アップルのように、2030年までにサプライチェーンの100%カーボンニュートラル実現を宣言した企業も出始め、サプライヤーにまでその影響は及んでいます。カーボンニュートラルに取組まない企業は取引さえしてもらえない、そんな時代が目の前に迫っています。

出典:Apple HPより

日本国内企業においても、大企業を中心にカーボンニュートラル実現に取り組むさまざまな動きがみられます。消費者もまた、カーボンニュートラルへの取り組みが不十分な製品は購買対象から外されるなどの動きもあり、この大きな流れに乗り遅れないことが必要不可欠です。