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NEWS2013

2013.01 大成ブランドマンション第1号プロジェクト「横浜白楽レジデンス」が完成

南に「横浜みなとみらい」、西に「富士山」を臨む横浜の高台に、大成建設グループが企画から設計・施工・販売・管理にいたるまでの全てを担う大成ブランドマンション第1号「横浜白楽レジデンス」が完成しました。

「ひとつ上の安心」という価値。というコンセプトのもとに、劣化対策等級や耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、省エネルギー対策など9つの認定基準をクリアすることで、2009年にスタートした国の「長期優良住宅」制度に東急東横線沿線で初めて認定されました。
さらに、各種先導的な提案を盛り込むことで国土交通省の「長期優良住宅先導事業」にも採択されています。


A棟外観

エントランスホール

地域性にあった植栽計画


スーパーハイサッシを採用した住戸
バルコニーから臨む富士山
TWFS(厚肉床壁)構造で開放的な空間を実現

柱・梁をコンクリートの壁・床に内蔵した構造体のため、内部空間を整形にすることが可能となりました。
天井もフラットなので、間仕切りの移動を含め空間の自由度が広がります。
またTWFS構造の特長を活かし、天井までの高さがある約2.4mのスーパーハイサッシを採用し、開放的な空間を実現しました。

超長期間の耐久性

数世代に渡る建物の継続使用を実現するために、高い耐震性能を持つ建物として設計を行い、耐震等級2を取得しました。
また、超長期間の耐久性をめざし、コンクリート強度(Fc=36N/m2)、水セメント比45%以下のコンクリートを採用しています。

可変性・更新性への工夫

居室部分に床・天井先行工法(フリーウォール二重床工法)を採用することで、床・天井の下地まで先行設置して、その後で間仕切り壁を設けることができ、間仕切りの変更を行った場合の床・天井の工事が最小限で済みます(水回り部分は除く)。
また、水回りが集約される中央部にMS(マルチシャフト)を設け、そこに排水立て管等の設備配管を集約することで外部からの設備更新が可能です。
さらにMS内に将来の配管更新スペースを予め確保し、効率よく作業が行えるよう配慮しています。

エコロジカルプランニングを採用し環境に配慮

建物北側に北風の影響を低減するため防風林を植栽し、南側には周辺からの目隠し効果を図るため遮蔽林を列植しています。
また、周辺の潜在自然植生である樹種や里山林として人々に親しまれてきた樹種を導入し、地域性にあった植栽計画としています。
さらに、地域に生息する鳥やチョウが好む植物を植生することで、生物が行きかう空間を創出し、より良い環境づくりに貢献しています。

オール大成グループだからこそできる安心の維持管理

グループ各社が蓄積してきた住宅供給、管理、流通に関するノウハウを集結することで、住まい情報カルテを構築し維持管理から流通促進までを支援していきます。


横浜白楽レジデンス
横浜白楽レジデンス
建築主 大成建設株式会社
大成有楽不動産株式会社
所在地 神奈川県横浜市神奈川区
用途 共同住宅(64戸)
構造 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
最高高さ 9.76m
建築面積 2662.36m2
延床面積 6,649.35m2
竣工 2012年11月
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
施工 大成建設株式会社横浜支店