WORKS 2024

ウエルネス作業所 RECHARGE BASE(CHIBA)

Wellness Worksite RECHARGE BASE(CHIBA)

  • 外観:ポリカーボネート中空板を採用したシックな外観

  • 外観(夕景):外部へ滲み出す柔らかな明かりが新たな作業所の風景をつくる

  • 1階内観(エントランスより「INSPIRE GARAGE」を見る):ポリカーボネート中空板から北側採光を取り込んだ明るいエントランス

  • 1階「INSPIRE GARAGE」:吹抜けの空間と大テーブルの打ち合わせスペースを核とした緑豊かな創造的なミーティングスペースを実現

  • 内観(階段より):現場らしいデザインとして天井や一部壁に採用された木毛セメント板と金属メッシュの手摺

  • 2階内観:中央のハイカウンターなどコミュニケーションを誘発する事務所空間

  • 2階「CREATIVE STUDIO」:光があふれ、見渡せるコミュニケーションが加速するワークプレイスを提案

  • 2階応接室:現場が見える応接室。フレキシブルに利用できる設え

  • 2階内観(外装詳細):ポリカ外装と天井現しとすることで表出する床材

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用途
事務所
所在地
千葉県成田市
延床面積
712.82m2
階数
地上2階

建築設計コンセプト

現場の最前線で働く全ての社員に光を当て、クラフトマンシップのハートに火をつける「戻りたくなる現場事務所」

2020年より設計本部で進めてきた現場作業所の執務環境改善の取組み「ウェルネス作業所」を、今後全国全ての建設現場へ展開することを目指し、標準化の検討を進めることとなりました。当作業所はその第一号のプロトタイプとして建設されたものです。
ここで目指したのは「現場社員のクラフトマンシップのハートに火をつけ、戻りたくなる」作業所の実現であり、これまでのウェルネス作業所で培った多様なレシピや、心理学における知見を踏まえたワークスペースの構築などを通じて人がいきいきと働く環境の実現を目指したものです。
プレハブという規格化されたリース材を利用する建築工法の制約の中、その工業製品の一部を既存の工業製品に置き換えることで新たな空間を創出します。また既存の部材を現しにするなど、ちょっとした視点の変更により、今までの現場事務所にはなかった空間を生み出しました。
外壁に採用されたポリカは、設計からの提案で新規に工法から開発し、水密試験を実施して採用に至りました。
また内装では、華美になりすぎないシンプルかつ合理的で普遍性の高いデザインとして、コンクリートや木材を基調とした現場っぽさのあるクリエイティブなデザインとしました。
場のデザインから行動のデザインへと行動心理学の知見をベースとした新たな働く環境を提案しています。

吹抜けの空間と大テーブルの打ち合わせスペースを核とした緑豊かな創造的なミーティングスペース「INSPIRE GARAGE」

ポリカと吹抜けを合わせることにより、天井ぎりぎりの高さまで開口にすることができ、建築全体にこれまでの現場事務所にあった重さや暗さがなくなり、軽快なイメージを創出しています。
また室内に植栽を置くことで自然のバイオフィリックを感じるとともに、ポリカーボネートの外装によって取り込んだ自然光や緑の影は天気によって多様に変化し、室内にいても自然の移ろいを感じられる計画としています。

光があふれ、見渡せるコミュニケーションが加速するワークプレイス「CREATIVE STUDIO」

吹抜けと内部階段を用いて2層分の高さの内部空間をつくり、1階Garageと2階Studioの空間を一体化しています。連続した空間と極端に少ない内部間仕切り、什器の高さを抑えることによって空間の豊かさを演出し、手狭に感じやすい現場事務所に奥行きや広がりを生み出しています。
吹抜け側の奥には会議室や応接室、給湯スペースなどしっかりと閉じられた奥まった空間を用意しています。

担当

設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
大成建設担当者
建築設計 藤本鉄平、高岩遊、林健斗、出口亮(監修)
計画支援 小林浩

受賞

2025年 第59回 サインデザイン賞 関東地区賞

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