WORKS 2024

Daiwa秋葉原ビル

Daiwa Akihabara Building

  • 北西面外観

    北西面外観:都市に屹立する斜め柱の外装

  • 外観ディテール

    外観ディテール:建物を守る制震ダンパー鉄骨を都市空間に顕在化

  • エントランス外観(夕景)

    エントランス外観(夕景):要素をそぎ落とした透明なエントランス

  • エントランス内観

    エントランス内観:繰り返し現れる斜めのパターン。スリットに照明・空調をミニマムに集約

  • エレベーターホール

    エレベーターホール:ミニマルなコーナーアングル、スリット照明を駆使したすっきりした共用部

  • 事務室

    事務室:フレキシブルで開放感の高い無柱の執務室空間

  • 事務室

    事務室:都市空間を享受するコーナーテラス

  • 基準階女子トイレ

    基準階女子トイレ:ホテルライクなベッセルと素材感あるディテールによる心地よいリフレッシュ空間

  • 構造架構パース

    構造架構パース:鉄骨コアと周囲壁柱により、フレキシブルな無柱空間を実現

  • MOVIE

用途
事務所
所在地
東京都千代田区
延床面積
11,967.49m2
階数
地下1階、地上12階、塔屋1階

建築設計コンセプト

都市に開かれた、ワークプレイスの新たなスタンダード

秋葉原・神田それぞれの街並みとにぎわいが混在する立地に位置するテナントオフィスビルの計画です。
オフィスのファサードは、建物の要である壁柱が斜めに切りかかれた形状と、それにより生まれた低層・高層に向かって大きく開く形のサッシュ開口により構成されています。
外装には、制震構造システムを構成しているプレキャストコンクリートの壁柱、および制震梁がガラスを通して見える計画とし、建物の安全性を担保する構造計画がそのまま外観となるデザインとしました。
その他、2層吹き抜けた斜めの透明なエントランスや、コーナーガラスにより開かれたスペース、街の風景を取り込む開放的なファサードにより、都市に開かれたワークプレイスを生み出しました。

構造設計コンセプト

TASMO構法により実現した、コーナーに大きく開かれた空間を有するオフィスビル

TASMO構法を外郭+コアに適用することで、コーナー部の多い雁行形状となる建物に対しても優れた耐震性を確保した上で、最大17mの無柱空間となる事務所スペースを実現し、建築のフレキシビリティを高めています。

設備設計コンセプト

環境配慮型ローコストオフィスビル

ローコストながらもZEB Orientedビルを実現しました。

担当

設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
大成建設担当者
建築設計 藤本 鉄平、高岩 遊
構造設計 藤本 鉄平、高岩 遊
設備設計 梶山隆史、瀬下哲也、小倉三奈実
電気設計 梶山隆史、吉田幸生
法規 藤原 稔

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