- 用途
- 事務所
- 所在地
- 東京都千代田区
- 延床面積
- 11,967.49m2
- 階数
- 地下1階、地上12階、塔屋1階
建築設計コンセプト
都市に開かれた、ワークプレイスの新たなスタンダード
秋葉原・神田それぞれの街並みとにぎわいが混在する立地に位置するテナントオフィスビルの計画です。
オフィスのファサードは、建物の要である壁柱が斜めに切りかかれた形状と、それにより生まれた低層・高層に向かって大きく開く形のサッシュ開口により構成されています。
外装には、制震構造システムを構成しているプレキャストコンクリートの壁柱、および制震梁がガラスを通して見える計画とし、建物の安全性を担保する構造計画がそのまま外観となるデザインとしました。
その他、2層吹き抜けた斜めの透明なエントランスや、コーナーガラスにより開かれたスペース、街の風景を取り込む開放的なファサードにより、都市に開かれたワークプレイスを生み出しました。
構造設計コンセプト
TASMO構法により実現した、コーナーに大きく開かれた空間を有するオフィスビル
TASMO構法を外郭+コアに適用することで、コーナー部の多い雁行形状となる建物に対しても優れた耐震性を確保した上で、最大17mの無柱空間となる事務所スペースを実現し、建築のフレキシビリティを高めています。
設備設計コンセプト
環境配慮型ローコストオフィスビル
ローコストながらもZEB Orientedビルを実現しました。
担当
設計 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
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大成建設担当者 | |
建築設計 | 藤本 鉄平、高岩 遊 |
構造設計 | 藤本 鉄平、高岩 遊 |
設備設計 | 梶山隆史、瀬下哲也、小倉三奈実 |
電気設計 | 梶山隆史、吉田幸生 |
法規 | 藤原 稔 |