WORKS 2025

大阪・関西万博EXPOアリーナ物販棟「うみクル」

Umi-Kuru

  • 青い空に溶け込む色鮮やかな海洋プラスチックごみリサイクル板

  • 海辺に佇む「うみクル」

  • 空を泳ぐ魚の群れのような外装

  • 風の流れにあわせて回転する海洋プラスチックごみリサイクル板

  • 海洋プラスチックごみリサイクル板に包まれる木漏れ日空間

  • 貝殻のような照明の隙間から溢れる光が床面を照らし上げる

  • ステンレスを切削加工したミニマムでスタイリッシュなオリジナルクランプ

  • ミャクミャクが「うみクル」をご案内

  • 祭の熱気に包まれる「うみクル」

  • MOVIE

用途
店舗
所在地
大阪市此花区夢洲(大阪・関西万博EXPO会場内)
延床面積
87.89m2
階数
地上1階

建築設計コンセプト

世界初!海洋プラスチックごみから生まれた建築

海洋プラスチックごみリサイクル板のパネルを外装材に適用した建築は、魚の群れが青空を泳ぐような群造形が海の風景に溶け込み、夏場の強い日差しを和らげ、木漏れ日空間を創出します。
この外装材は100%海洋プラスチックごみから生成しており、材料強度、風洞実験、暴露試験など、あらゆる試練を乗り越え、プロダクトのように純度が高く、大地と水で構成されている地球を凝縮したような、強いメッセージ性を持つ建築を目指しました。

構造設計コンセプト

用・強・美を兼ね備えた、仮設感のない建築

海洋プラスチックごみをアップサイクルした外装材を際立たせるリユース/リサイクルを前提とした単管のシンプルな構造架構です。
手で組立解体可能なシンプルかつミニマルな架構を目指し、ステンレスの旋盤加工によるオリジナルの接合部品「Bクランプ」を製作し建物への適用を行いました。
外装は風をそのまま受けるのではなく、風を受け流すような仕組みと形状を実験や形のスタディを行いながら採用しています。

設備設計コンセプト

祭の風景に溶け込む、やさしい光を纏う建築

イベントステージ併設の催事広場に面する建築であるため、催事エリアへの直接照射を制限されており、照明器具の存在感を抑えつつ、柔らかな間接照明による演出を採用しました。
海洋プラスチックリサクル板をサンドイッチした貝殻のような照明の隙間から溢れる光が床面を照らし、繊細で美しい構造フレームを際立たせます。
配線計画は可能な限り構造内部を経路とし、丁寧に整理することで、建築全体を統合された照明プロダクトとして捉える設計方針を実現しています。

担当

設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
照明デザイン 有限会社ライトデザイン
海洋ブラスチックごみリサイクル板成形 buoy株式会社
オリジナルクランプ開発・製作 株式会社浜野製作所
葦チップ舗装研究開発・施工 株式会社アトリエMay、大成ロテック株式会社
大成建設担当者
建築設計 宮崎伊佐央、勝又洋、グエンクアントゥアン、山田清香、郭晧陽
構造設計 御所園武、門積直宏
設備設計 信藤邦太
電気設計 近森真洋

受賞

2025年 グッドデザイン賞
2025年 インテリアプランニングアワード 優秀賞
2025年 日本空間デザイン賞 Shortlist

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