NEWS 2022.04

The Okura Tokyo

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Okura Legacy －創造的挑戦の継承－

1962年、「世界に通じる日本独自のホテルの創造」を目指して開業したホテルオークラ東京。この精神を継承し、「伝統と革新」をコンセプトに「The Okura Tokyo」へと生まれ変わりました。
3つの坂に囲まれた約2.6haの傾斜地には、「オークラ プレステージ」「オークラ ヘリテージ」と称するホテルブランドを冠した2棟の高層建築と「大倉集古館」が建っています。本施設は、500室以上の客室や伝統と格式を受け継ぐ料飲施設、規模を拡大した宴会場などからなるホテル機能に加え、タワー中層のオフィスで構成されます。
3棟に囲まれた広場「オークラスクエア」は、敷地の最も高い場所につくられ、人々を迎え入れる新たなオークラの顔となります。水盤中央の六角形の島は2つのロビー入口の中心線につながる軸線の交点に位置し、広場とロビーを密接に関連付けます。
世界中の人々に賞賛されたかつてのメインロビーを「オークラロビー」としてプレステージタワーに再現。空間の心地よさも含めて忠実な再現を実現するために、その根拠となる数値データを既存建物解体前のち密な実測調査を経て収集し、設計に反映させました。
また、敷地北側に「オークラ庭園」、東側に「港区立江戸見坂公園」を整備し、19mの高低差のある地形を巧みに生かしたダイナミックで緑量のある自然空間を地域に公開しています。