技術

大成建設は文化財・歴史的建造物の
保存再生に関する
多様な技術を保有しています

耐震補強

耐震性能を向上させるために、不足している耐震要素を補完し、建物を補強する技術です。歴史的建造物の価値を守るため、付加する補強部材の位置やデザインの検討が必要です。

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免震

地震の揺れを直接建物に伝えないために、建物と地盤と切り離し、免震装置を設置する技術です。地震時に免震装置が柔らかく変形したりすることで、地震による震動を吸収します。

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曳家

建物を移動させる技術です。巨大な重量の建物や、回転を伴う移動も行います。古代から使われる「コロ棒」に加え「鉄道レール」や「多軸台車」を用いることもあります。

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増築

既存建物の床面積を増加させる行為です。建築基準法制定の1925年以前に建設された建物に増築する場合、建築基準法に適合させることが困難な場合が多くあります。

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用途変更

歴史的建造物を保存するだけでなく、積極的に活用するために、従来用途とは異なる用途と機能に変更します。新たな用途に適したプランへ変更し、必要な設備を導入します。

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部材再生

劣化した部材や滅失した部材を再生するには、工法を受け継ぐ職人の減少、時間・コストの増大などの課題があります。大成建設はそれらの部材を、現代技術で甦らせて活用します。

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三次元レーザー
スキャナ計測

レーザ光を照射してスキャニングし、対象物の三次元座標を計測する技術です。三次元レーザースキャナを使うことで、建物形状を短時間でくまなく計測することができます。

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生かし取り

部材を再利用するため、傷をつけないように丁寧に取り外す技術です。取り外した部材に番号をふって丁重に管理し、再取り付けを行います。

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色彩調査

創建時からの色の変遷を明らかにするため、部材を擦りだして、色彩調査を行います。日本塗料工業規格の標準色との比較などにより、色彩を照合します。

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音環境調査

空間用途に適したより良い音環境の創出のため、残響時間周波数特性・エコータイムパターン特性・音圧分布特性・明瞭度・室内騒音などを測定します。

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光環境調査

空間用途に適したより良い光環境の創出や、創建時の光環境の再現などのため、照明器具光透過面の色度・輝度分布・輝度比・分光分布などを測定します。

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